イケオジになれない40親父のつぶやき

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市原悦子さん死去、82歳「家政婦は見た」など出演

こんにちは。たかはしまことです。

2時間ドラマ「家政婦は見た!」などで知られる演技派女優、市原悦子さんが心不全のため死去されました。82歳だったそうです。数年前より芸能活動をセーブしていたとのこと、とっても残念なニュースです。

なんと、市原さんの社会人生活スタートは銀行員だったそうです。俳優デビューは'57年、21歳から実に芸暦60年以上の大ベテラン女優さんでした。僕が市原さんで思い出すのは、「坊や~、よい子でねんねしな」のテーマソングで始まる「まんが日本昔ばなし」のナレーションです。すべての登場人物の声を常田富士男さんとお二人のみで長年演じてこられたのはスゴいの一言。今でも耳元で市原さんの優しい声が蘇ります。'75年に放送開始、毎週土曜日19:00からの30分枠でした。'69年から放送開始されたサザエさんのテレビアニメが毎週日曜日18:30からの30分枠。土曜日ゴールデン枠のドリフターズ「8時だヨ!全員集合」とあわせ、毎週末のお楽しみ番組でした。なんだか世代がバレバレですね(^_^;

市原さんに話を戻すと、代表作のひとつ「家政婦は見た!」の放送開始が'83年。割と最近始まった印象がありましたが、実に30年以上続く長寿番組だったんですね。世代を超えて支持され続けるというのは、口で言うほど簡単なことではないと思います。

'17年には、自己免疫性脊髄炎の加療を目的に休業されました。昨年人気を博したNHK大河ドラマ西郷どん」のナレーションで復帰する計画もあったようですが結局見送り。それでも何とか復帰を果たすも、今年に入って再び体調を崩されて帰らぬ人となってしまいました。

昨年9月に亡くなられた樹木希林さん(享年75歳)と共に、平成はもとより昭和の大女優がまた一人、旅立たれました。謹んでご冥福をお祈りします。永年のご活躍、本当にお疲れさまでした。