イケオジになれない40親父のつぶやき

40バツ一親父の徒然なるつぶやきです

PM2・5、地下鉄は地上の5倍

こんにちは。たかはしまことです。

ぜんそくなどの原因となる微小粒子上物質、いわゆるPM2・5の濃度を地下鉄駅構内で調べたところ、地上に比べて最大で5倍だったことがわかりました。慶応大などの研究チームがまとめた調査結果によると、粒子成分を詳細に分析してわかったのは、鉄の濃度が屋外の約230倍、チタンや銅、亜鉛などの金属類の濃度が多い傾向にあったことです。鉄道車両のブレーキや車輪とレールの摩擦によって鉄などの微小粒子が発生したと研究チームはみているようです。今回調査対象となったのは横浜市内の地下鉄駅構内ですが、今後調査対象を広げていく必要がありそうですね。

僕自身は、幸いなことにぜんそくではありませんが、当事者にとってはとてもショッキングな内容ではないかと想像します。そもそも、現状でも、なぜか地下鉄駅構内では体調が芳しくないなど、自覚症状もあったのかもしれませんね。このニュース以前で、同じような報告はなかったようですが。。

PM2・5というと、冬に石炭を熱源とした暖房器具利用で発生する東南アジア地域が有名ですね。仕事でたびたび中国に行く機会がありますが、やはり寒い時期は空港に降り立つ前から、見た目にもはっきり大気が澱んでいるのが確認できます。マスクなしでは屋外を歩きたくなくなります。普段は逆に、息苦しくなるのでほとんどマスクする習慣がない僕でさえ、です。あの空気の澱みが本当に暖房器具利用を原因としてるのであれば、相当気分が悪い話です。締め切ったマンションの一室で発生する一酸化炭素中毒に似た感じ、といいいますか。。

環境問題は、発覚した後も原因除去までにとても時間がかかるケースがほとんどです。まずはこれ以上環境破壊しない努力が大切、ですね。エコフレンドリーは、これからも人類が発展していく上で、極めてクリティカルな観点だと思います。

NGT48、山口真帆事件で支配人異動

こんにちは。たかはしまことです。

NGT48の山口真帆さんが昨年12月にファンの男性2人から暴行被害を受けた事件を巡り、その運営会社AKSが一連の騒動を謝罪、今村悦朗支配人を異動することを発表しました。人気のアイドルグループの一員がファンに自宅付近で襲われたこと、メンバー不和の可能性などからニュース性がとても高く注目を集めていましたが、これで幕引きできるか微妙なところですね。

NGT48は新潟市に活動拠点とするAKBグループの一員です。その運営はAKB48、NGT48の他、SKE48名古屋市・栄)、HKT48(福岡市・博多)の国内4グループを管理する株式会社AKS。社名の由来はAKB48の主要創設者である秋元康さん、窪田康志さん、芝幸太郎さんの頭文字から取ったそうです。

秋元康さんといえば、僕らのようなおじさん世代には、'80年代中盤を席捲したアイドルグループ「おニャン子クラブ」仕掛け人というイメージが強いです。今でいう劇場のイメージだと思いますが、「夕やけニャンニャン」という当時のアイドルにはあるまじきタイトルの番組アシスタントとして誕生。番組司会者は若かりし頃の片岡鶴太郎さん、いまではトップ芸人のとんねるずさんもこの番組からスターダムにのし上がりました。こうやって見てみると改めて秋元さんの企画力に脱帽するとともに、少しの味付けを変えていくことで普遍のコンセプトからでも新しいものを生み続けられるということを教えられます。

ちょっと昔話っぽくなっちゃいましたけど、そんな秋元さんが主導するグループ運営としてはお粗末な顛末に感じます。お忙しい方ですから実態としてどこまでご本人のガバナンスが効いていたのか微妙なところなのかもしれません。ただ、これまで数々のストーリー性を演出し、そこから火をつけてきた方。転んでもタダでは起きないということで、何らかの意図をもって流れを誘導しているのかなぁ、とか深読みもしてしまいました(^_^;

市原悦子さん死去、82歳「家政婦は見た」など出演

こんにちは。たかはしまことです。

2時間ドラマ「家政婦は見た!」などで知られる演技派女優、市原悦子さんが心不全のため死去されました。82歳だったそうです。数年前より芸能活動をセーブしていたとのこと、とっても残念なニュースです。

なんと、市原さんの社会人生活スタートは銀行員だったそうです。俳優デビューは'57年、21歳から実に芸暦60年以上の大ベテラン女優さんでした。僕が市原さんで思い出すのは、「坊や~、よい子でねんねしな」のテーマソングで始まる「まんが日本昔ばなし」のナレーションです。すべての登場人物の声を常田富士男さんとお二人のみで長年演じてこられたのはスゴいの一言。今でも耳元で市原さんの優しい声が蘇ります。'75年に放送開始、毎週土曜日19:00からの30分枠でした。'69年から放送開始されたサザエさんのテレビアニメが毎週日曜日18:30からの30分枠。土曜日ゴールデン枠のドリフターズ「8時だヨ!全員集合」とあわせ、毎週末のお楽しみ番組でした。なんだか世代がバレバレですね(^_^;

市原さんに話を戻すと、代表作のひとつ「家政婦は見た!」の放送開始が'83年。割と最近始まった印象がありましたが、実に30年以上続く長寿番組だったんですね。世代を超えて支持され続けるというのは、口で言うほど簡単なことではないと思います。

'17年には、自己免疫性脊髄炎の加療を目的に休業されました。昨年人気を博したNHK大河ドラマ西郷どん」のナレーションで復帰する計画もあったようですが結局見送り。それでも何とか復帰を果たすも、今年に入って再び体調を崩されて帰らぬ人となってしまいました。

昨年9月に亡くなられた樹木希林さん(享年75歳)と共に、平成はもとより昭和の大女優がまた一人、旅立たれました。謹んでご冥福をお祈りします。永年のご活躍、本当にお疲れさまでした。

純烈・友井雄亮、グループ脱退と芸能界引退を発表

こんにちは。たかはしまことです。

過去の交際女性に対するDVなどが報道されていた純烈の友井雄亮さんが11日、報道を事実と認めた上で謝罪、グループ脱退と芸能界からの引退を発表しました。

報道によれば、複数の女性に対して、交際中のDVや数千万に及ぶ預金使い込み、不倫等、悪行の限りといわれても仕方ない愚行を繰り返していたようです。

年末の紅白歌合戦を見なくなって久しい僕は、恥ずかしながらこの報道で初めて「純烈」という歌謡グループを知りました。Wikiによると「親孝行、紅白歌合戦出場、全国都道府県で唄うこと」を目標に、2010年にメジャーデビューを果たしたそうです。友井さんを含め、俳優4名、元ロックバンドボーカル1名、大学生1名(当時、中退して参加)の計6名でスタート。レコード会社からの契約打ち切り、その後の地道な営業活動等を経て、2016年発売の7枚目シングル「幸福あそび・愛をありがとう」で初めてオリコン演歌・歌謡曲ウィークリーチャート第1位を獲得するに至ります。その後も順調に知名度・人気を高め、遂に昨年末の紅白出場にて結成時の目標のひとつをコンプリートしました。

その矢先だっただけに、ご本人はもとよりグループメンバーや関係者の無念たるや相当なものだっただろうと推察します。もちろん、被害に会われた元交際相手の方々も相応の傷を負ってしまったのは間違いありません。

報道を重ね合わせると、DVや預金使い込み等があった問題期間は、まさにグループとして上を目指して一生懸命に活動していた時期と重なります。なんともやりきれないですね。つくずく、人生はバランスだと思います。何かが突出しても、それを打ち消してしまうようなことをしてしまうことは許されない。いつかこうやって社会的な制裁を受けることになってしまう、ということでしょうか。

【続報】支払い不足は総額567億円に!

厚生労働省から発表されている毎月勤労統計調査に関する続報です。その調査手法が誤っており、結果的に同統計を算定基準として給付金額を決定していた雇用保険労災保険で、2004年以降で延べ2,000万人の方に対して総額567億円の支払い不足が生じていた、とのこと。内訳は、雇用保険で1,900万人に280億円、労災保険の年金給付で27万人に約240億円。一人当たり平均では、それぞれ1,400円、9万円とのことです。

雇用保険は、前回僕が仮計算してみた金額と同等でしたけど、労災保険の年金給付はちょっと無視できない額ですよね。一人平均なので、多い方はけっこうな額になるんじゃないでしょうか。

そもそも、誤っていたとされる調査手法、何がいけなかったのでしょうか。簡単に言うと、本来は全数を調査対象とすべき全従業員500人以上の企業に対して、実際には一部抽出して算定していたため、一部大企業などが算定対象から漏れたことで、算出結果となる賃金が過小となっていた、ということらしいです。

これ、どう思います?どの程度の大企業が調査漏れしていたのかは定かではありませんが、それが平均賃金算定にそれだけの影響を与えるくらい「賃金格差」が存在する、ということです。僕は社会主義者でもなんでもありませんし、この事実に対して改めてあーだこーだとゴタクを並べるつもりもありません。ただ、やっぱりお金ってきれいごとではすまないですし、世の中の争いのほとんどはお金で解決できるのは事実です。ある一定以上のお金があってこそ、人には余裕が生まれます。

とかとか。だからどうということはないのですが、せめて一度くらい、宝くじでも当たらないかなぁ(なんのこっちゃ!?)

雇用保険、数十億円超を過小給付!?

こんにちは。たかはしまことです。

賃金や労働時間の動向を把握する「毎月勤労統計」の調査が不適切だった問題で、この統計を基に算定する雇用保険の失業給付などで過小給付があった、とのことです。その総額は”少なくとも”数十億円に上ることがわかったそうですが、なんとも雲を掴むような話だと思いました。数十億円という総額にはびっくりしてしまいましたが、一人ひとりではどの程度なのか。気になって、失業給付受給者数を調べてみました。2005年は約63万人だった受給者数も年々減少し、2016年では約40万人に。総額がどの期間を合算したものか不明ですが、2007~2016年の10年間で見ても少なくとも500万人以上の方が支給対象になっているようです。仮に総額50億円だったとして一人当たり1,000円。遡及支払いの検討も開始されたそうですが、個人レベルでは食事1回分。このインパクトがどの程度か、判断がわかれるところだと思います。

そもそも、この統計自体にあまりなじみがなかったので厚生労働省のページで少し調べてみました。

厚生労働省が発表している統計で、「賃金、労働時間及び雇用の変動を明らかにすることを目的に厚生労働省が実施する調査」だそうです。「常用労働者5人以上の事業所を対象として毎月実施する全国調査及び都道府県別に調査する地方調査のほか、常用労働者1~4人の事業所を対象として年1回7月分について特別調査を実施」しているそうです。所定内・外給与、実労働時間、出勤日数などが調査対象項目となっています。

自分も含めて、働く人々の実態調査としては、やはり国レベルで実施すべき調査。今回の反省を活かし、より精度の高い調査・管理を期待したいところですね。

吉田沙保里選手、引退発表

こんにちは。たかはしまことです。

ついにというべきか、”霊長類最強女子”の異名をほしいままにしたレスリング女子55キロ級金メダリスト、吉田沙保里選手が引退を発表されました。永い間、女子レスリング界はもとより、日本スポーツ全体を盛り上げてきた象徴のような方です。本当にお疲れさまでした。まだ36歳とのことですが、レスリングを始めたのは3歳。90年代末にはすでに頭角を現し、2002年ジャパンクイーンズカップで前年世界王者、山本聖子選手を破って優勝、その後の連勝街道が始まります。そう、山本聖子選手といえば、現役メジャーリーガー、ダルビッシュ有選手の奥様です。聖子選手のお姉さんは、最近総合格闘家としても活躍されている山本美優選手。弟さんは、昨年9月に急逝された”神の子”山本KID徳郁選手です。お父さんの郁榮さんも元オリンピック選手。僕の記憶では、吉田選手が聖子選手を打ち負かした当時は”山本ブランド”がとっても大きく、まぐれで勝っちゃったんじゃないの!?といった感覚が強かったです。もちろん、その後のご活躍を見ればまぐれなんてとんでもないことでした(笑)

CMやバラエティにも積極的に露出されつつ試合に出れば勝つという、ちょっと信じられない実績を残されてきました。芯がしっかりしているというか、ご自身のなすべきことを見失わず、一方でスポーツ振興という大義名分もしっかりとこなされてきた姿勢には頭が下がります。吉田選手のことを悪くいう人もいないですもんね。これはスゴいことだと思います。個人的にお会いしたことはもちろんないですが、画面を通しても垣間見える人柄の良さのなせる業なんでしょう。

成し遂げられたことが偉大すぎるのでなかなかピンときませんが、どんな時もひとつひとつのことを地に足つけて継続されてこられた、そのことこそが吉田選手の最大の強みなんだと思います。少しでも見習いたいと思います。