イケオジになれない40親父のつぶやき

40バツ一親父の徒然なるつぶやきです

三浦雄一郎さん、ドクターストップで登頂中止

こんにちは。たかはしまことです。

高齢になってもチャレンジをやめない冒険家として名高い三浦雄一郎さんに関するニュースです。南米最高峰アコンカグア(標高6,961メートル)への登頂&山頂からのスキー滑降を目指していた三浦さんですが、同行した医師の判断によって高度6,000メートル付近のベースキャンプまで来たところでそれ以上の登山を断念しました。齢86歳をおしてのチャレンジでしたが、この医師によると「この標高は生物学的に86歳の限界。生きて還るために、きょう下りるという判断をしました。よくここまで、この肉体と年齢でがんばったと思います」とのこと。これ以上高い標高での登山活動は心不全をおこす危険があると判断したようです。報道だけ聞いてしまうと、ハナからダメ元の無謀なチャレンジだったの!?とツッコミを入れたくなりますが。。

すべて歩行登頂かと思っていたのですが、要所要所でヘリコプターを利用して体力温存をはかっていたようで、余計に無念だったと思います。一方、この医師の判断を受け入れ下山に同意したあたり、どのようなお気持ちだったのか第三者にはわかるはずもないですが、これがここまで生き延びてきた賢さや勇気なのかもしれないな、なんて思いました。

誰でも、毎日、何らかの判断をしています。生きて入れば誰でもひとつやふたつは、その後の人生に大きな影響を与える判断を迫られることはあります。その時、勢いを選ぶか周到さか。大胆さか慎重さか。一概にどちらと言い切ることはできないと思います。大切なのは、判断した本人がそれで生じた結果を受け入れられること。例えそれが期待したものであろうとなかろうと。そのために大切となのは自分なりのストーリーをしっかりと持つことなのかな、なんて最近は思います。個人的には、僕は元々慎重派でした。ない頭と時間を使い、あれこれ考えて、もしくは考えたつもりになっていたことが多かったように思います。それが徐々に、いろいろと経験を積む中で「なるようになる」「なんとかなる」といった考え方ができるようになってきました。期待した結末になるときもあれば、そうはならないときも当然あります。ただ、やる前にムダに悩むことが減ったのはとてもよかったこと。結局、やってみないとわからないんですよね(笑)きっと三浦さんも、そうだったのかもしれないなぁ。