イケオジになれない40親父のつぶやき

40バツ一親父の徒然なるつぶやきです

日ロ首脳会談、プーチン大統領が遅刻

こんにちは。たかはしまことです。

日本時間22日午後8時(現地時間、同日午後2時)に開始予定となっていた日ロ首脳会談に際し、ロシアのプーチン大統領が大幅遅刻、日本の安部総理大臣を46分間待たせたとのことです。報道によると、プーチン大統領の遅刻は今回が始めてではないらしく、昨年5月は50分、同9月はなんと2時間半の大遅刻を演じました。他の外国首脳との会談でも遅刻常習者とか。今回も遅刻理由は明らかになっていないようで、これで国対国のきちんとした話し合いになるのか甚だ疑問ですね。

時間に対する概念は、グローバルな環境でのダイバーシティを語るときにしばしば強調される論点です。日本人は、一般的にはとても時間に正確とされていますが、ややもするとそれを揶揄されるような局面にも出会ったりします。時間に正確なこと、基本は相手を想い約束を守るということに通じると思っていますが、はとても大切なことであり、文化的な背景に依存しない美徳であるべき、と僕は思います。最近よくインド人と仕事をする機会も増えましたけど、一部でいわれる程、彼らも時間にルーズな印象はありません。もちろん、仕事を離れたプライベートではどうかはわかりませんが、きちんとTPOをわきまえて行動してくれている、ということでしょう。

首脳会談なんて、一国の代表者通しの公式な話し合いですから、原則は双方できちんと運営すべきでしょう。理由の説明・開示もないまま遅刻が常態化するような相手と、どうやって信頼感を醸成できるのでしょうか。

正直、これまで僕はプーチン大統領に対してマイナスの印象は持っていませんでした。よく言われる剛のイメージというより、柔道の精神に精通されている親日派として。でも、時間にルーズなのはダメですよね。一番、相手の信頼を失う行動です。世界のリーダなんですから、あらためていただきたいです、早急に!

三浦雄一郎さん、ドクターストップで登頂中止

こんにちは。たかはしまことです。

高齢になってもチャレンジをやめない冒険家として名高い三浦雄一郎さんに関するニュースです。南米最高峰アコンカグア(標高6,961メートル)への登頂&山頂からのスキー滑降を目指していた三浦さんですが、同行した医師の判断によって高度6,000メートル付近のベースキャンプまで来たところでそれ以上の登山を断念しました。齢86歳をおしてのチャレンジでしたが、この医師によると「この標高は生物学的に86歳の限界。生きて還るために、きょう下りるという判断をしました。よくここまで、この肉体と年齢でがんばったと思います」とのこと。これ以上高い標高での登山活動は心不全をおこす危険があると判断したようです。報道だけ聞いてしまうと、ハナからダメ元の無謀なチャレンジだったの!?とツッコミを入れたくなりますが。。

すべて歩行登頂かと思っていたのですが、要所要所でヘリコプターを利用して体力温存をはかっていたようで、余計に無念だったと思います。一方、この医師の判断を受け入れ下山に同意したあたり、どのようなお気持ちだったのか第三者にはわかるはずもないですが、これがここまで生き延びてきた賢さや勇気なのかもしれないな、なんて思いました。

誰でも、毎日、何らかの判断をしています。生きて入れば誰でもひとつやふたつは、その後の人生に大きな影響を与える判断を迫られることはあります。その時、勢いを選ぶか周到さか。大胆さか慎重さか。一概にどちらと言い切ることはできないと思います。大切なのは、判断した本人がそれで生じた結果を受け入れられること。例えそれが期待したものであろうとなかろうと。そのために大切となのは自分なりのストーリーをしっかりと持つことなのかな、なんて最近は思います。個人的には、僕は元々慎重派でした。ない頭と時間を使い、あれこれ考えて、もしくは考えたつもりになっていたことが多かったように思います。それが徐々に、いろいろと経験を積む中で「なるようになる」「なんとかなる」といった考え方ができるようになってきました。期待した結末になるときもあれば、そうはならないときも当然あります。ただ、やる前にムダに悩むことが減ったのはとてもよかったこと。結局、やってみないとわからないんですよね(笑)きっと三浦さんも、そうだったのかもしれないなぁ。

センター試験廃止で何が変わる?!

こんにちは。たかはしまことです。

1/19(土)、大学入試センター試験が始まりました。今年で30回目を迎えたそうですが、ご存知の通り、来年2020年1月実施を最後に廃止されることが決定しています。2018年度の高校1年生が受験生となる2021年1月より「大学入学共通テスト」なる新テストに切り替わります。新テスト導入理由の背景について、文部科学省は「グローバル化や第4次産業革命に対応しうる人材を育成するため、あたらしい学力評価制度・大学入試制度の設立が必要である」としています。ポイントは、思考力・判断力・表現力を一層重視するための記述式問題と英語テストの4技能検定。

実際にビジネスの現場に身を置く人間として、目指している方向性は間違っていないと思います。その上で、実際の運用面ではさまざまな問題が出るのではないか、と。僕は学生時代、アルバイトで学習塾の先生をしていた経験があります。その経験から言って、単純に記述式問題の採点はとっても大変だろう、と。採点にかかる労力は大変なものがありますが、それ以上に重要なのは採点基準の平準化。マークシート問題なら採点者による正誤の個人差は発生しませんし採点の自動化も可能なわけですが、記述式となるとそうもいきません。50万とも言われる大量採点が必要となる中、採点基準の透明性確保はそもそも記述式問題の本質と利益相反となるもの。言うは易し、です。さらに、自己採点がやりやすい現センター試験方式では、その結果により出願候補大学の目処をつけやすいメリットがあります。記述式になるとそれも難しくなり、結果的に出願大学の選択が適正に行えなくなる懸念が指摘されています。

コミュニケーション力向上を目的とした英語4技能化(従来の読む・聞くに加え、話す・書くをプラス)も方向性は間違っていません。問題は、具体的な評価方式。企業間では一番有名と思われるTOEIC等、民間には複数の英語検定が存在していますが、それを得点基準として採用するとのこと。テスト方式や採点基準は当然異なりますが、その”互換性”マッピングが盛んに行われているようです。問題は、こういった民間テスト受験に際しては当然、1回あたり数千円の”受験料”が必要となること。さらに地方在住の場合、テスト会場である都市圏までの交通費確保も必須と指摘されています。こういったテストは、他のテストと同様、慣れの問題も結果に大きく影響します。私も実際に複数回TOEIC試験を受験した経験がありますが、実際に慣れていくことで得点はアップしました。攻略本や得点力アップ講座なんていうのもあって「お金で得点を買う」という面があります。経済格差が得点につながってしまいかねないということ。

新しいことを始めようとする際、多くの問題が出るのは当たり前。当初目指した目的をきちんと達成するため、始める前にアーダコーダ議論し続けるより、始めてみて継続的に改善していく方がよいとは思います。ただし、全受験生に影響を与える大学入試にかかわる重要問題。これから受験生となる子供を持つ親としても、国の主体的・実質的かつ、スピード感を持ったリードを期待したいところです。

服役中の羽賀研二容疑者が逮捕、差し押さえ逃れ財産分与偽装か

こんにちは。たかはしまことです。

詐欺罪などで2013年3月に懲役6年の有罪が確定、沖縄刑務所に服役中だった羽賀研二受刑者が、出所を間近に控えた今月18日に再逮捕されました。詐欺事件の被害者への賠償問題で、その原資となるべき不動産を元妻に偽装譲渡、差し押さえを免れようとしたとして強制執行妨害などの疑いがかけられてました。今回はご本人と共に元妻の当真麻由容疑者も同時逮捕されました。

服役理由となった詐欺ですが、2001年当時、未公開株の売買で元値の3倍で被害者男性に売りつけ、約3億7000万円を受取ったとされました。株の売買ですから、売りつけた方も売りつけた方なら、騙された方も騙された方だなぁ、、と思ってしまいますけどね。

詐欺罪自体は前述の通り確定、服役となったわけですが、被害者の方から貸していたお金も含めて返還請求を受け、大阪地裁が2016年10月に約3億9000万円の支払いを命令、翌2017年5月に大阪高裁で確定していました。

これに前後する2017年1月、羽賀容疑者が沖縄県内に所有する土地・建物について、所有権を元妻に移転する登記申請しており、譲渡したように偽装した疑いがかけられました。返還訴訟が確定した後、民事裁判では羽賀容疑者側から「お金がないので200万に減額してほしい」旨、和解申入れがあったとの報道もあるようです。生まれ故郷となる沖縄県内には、ビル3棟、貸家2軒、軍用地を1つで、月当たりの家賃収入が約340万円あったとか。年間約4000万円、全額返済までにはそれでも10年近くかかりますが、けっして現実的にムリな額ではなくなってきます。俗にいう”悪知恵”といいますか、いろいろな手を考えるものです。これだけの知恵が使えるなら、それをもっとプラスの方向で使えば結果は全然違ったものになると思うのですが、単純にそういうことではないんでしょうね。

1982年にスタートしたタモリさんの長寿番組「笑っていいとも!」の初代いいとも青年隊に起用されてブレイク、1994年には梅宮アンナとの交際が発覚しましたが、巨額の借金や女性関係などから大バッシングされました。アンナさんの父親、梅宮辰夫さんが交際に反対したことを受け、自ら「誠意大将軍」を名乗るなどで時の人となりました。アンナさんと「ペアヌード」写真集なんてのも出版。僕はこの頃の印象が一番強いです。

しかし、お金って怖いですね。世の中の争いのほとんどは、お金があれば解決しちゃうといっても過言ではないのかもしれないなぁ、と思ってしまいました。

パトカー最大で63台の追跡を振り切り逃走中

こんにちは。たかはしまことです。

18日午前、愛知県清須(きよす)市で県警パトカーに停止を求められた乗用車が逃走、乗っていた男は他人のワゴン車など2台を乗り換えながら、名古屋市までの約100キロを4時間半に渡り逃げ続けました。この追走劇に駆り出されたパトカーは最大63台に及んだそうです。逃走中、大型バスを含む7台に当て逃げしていることから、県警は追跡を中止しました。

いやはや、最近はこれまでの感覚では考えられなかったような事件が次々起きますね。記憶の新しいところでは、今月1日(元旦)未明、JR原宿駅近くの竹下通りで車を暴走させた19歳の大学生が逮捕されました。行ったことがある方はわかると思いますが、現場の竹下通りは車が暴走できるような大きなスペースはありません。あの道を、通行人がいた状態で暴走するなんて、普通の感覚では発想も出てこないように思います。

今回の逃走事件にしても、多少逃げる気がでてもたくさんのパトカーに囲まれた時点であきらめるのが普通の感覚でしょう。まして、次々に周囲の車に当て逃げしていくなんて、ハリウッド映画じゃあるまいし、実際の現場のカオスさ加減は推して知るべし、ですよね。

動画投稿サイトへの無謀運転の投稿など、明らかにこれまででは考えられなかったことが起きています。世代格差、ジェネレーションギャップというのは簡単ですが、このように、場合によっては人の命にまで影響が及びかねないレベルでは、それでは済まされない問題です。人の痛みを感じることに対して子供の頃に実体験として身体で覚える機会が少なすぎるのかもしれません。陰湿ないじめは絶対にいけませんが、多少の子供同士での喧嘩などに対しては、大人のわれわれがもっと寛容に構えなければいけないのかもしれませんね。

などなど、思いをはせてみた次第です(^_^;

川崎の路上で拳銃発砲、2人けが

こんにちは。たかはしまことです。

17日夜8時過ぎ、川崎市川崎区大島2丁目の路上で発砲事件がありました。「拳銃で撃たれた。けが人がいる」との110番通報があり、現場には男性・女性の2人が倒れていたとのことです。男性は首付近を撃たれていました。現場から男が逃走、川崎署は暴力団関係のトラブルの可能性もあるとみて、殺人未遂容疑で男の行方を追っています。

怖いですね。現場は、僕もなじみのあるJR川崎駅から約1.8キロの距離にあるそうです。地図で見る限りは繁華街から少し離れたところにあるようですが、それにしても。。という思いです。

神奈川県川崎市川崎区大島2丁目周辺の地図 - Yahoo!地図

銃社会アメリカでは、学校や繁華街など、多くの人が集まる場所での銃乱射が後を絶ちません。それに比べればまだマシなのかもしれませんが、そういう問題でもない気がします。僕は幸いにして、まだ本物の拳銃にさわったことも、まして発砲したこともありませんが、慣れてしまうなんてことはあるんでしょうか。日本が平和ボケしているのか、平和だから拳銃なんて不要とできるのか。少なくともこれほど高度に文明化された先進国で、武器を前提としたコミュニケーションが本当に必要なのか。一部の原理主義者や過激派組織、犯罪者やその予備軍などからの正当防衛手段。武器保有を肯定するための材料は相応にあるでしょう。非暴力運動で有名なインド独立の父、マハトマ・ガンディーさんも最後は暗殺されてしまいました。理想の中で命を削るのか。でも、武器を持っていたからといって、いかなる危険を回避することもできないのも事実。憎しみは憎しみを呼びます。愛も、連鎖します。きれいごとではすみません。みんなで真剣に議論すること、考えることが大切なのだろうと思います。

EU離脱案、大差で否決

こんにちは。たかはしまことです。

英議会下院は15日夜、政府が提出したEU離脱合意案の採決を行い、英領北アイルランド問題をめぐる不満などを背景に、反対多数で否決しました。

2016年6月に実施された”英国がEUを離脱すべきかを問う国民投票”にて、48%対52%という僅差で離脱支持派が勝利し、欧州離脱(いわゆるBrexit)が決まったわけです。投票率は70%を越えていたそうですから、大多数の国民総意が反映された結果と言えるでしょう。かつて大英帝国として世界の覇権をほしいままにした英国ですが、今でもそのプライドは生き続けています。離脱派の主張は、EU主導(=ドイツ主導)ではなく自国に主権を取り戻すこと、移民受け入れを自国でコントロールすること等でした。特に移民受け入れに関しては、流入した移民の安い労働力によって自国民の就労機会が奪われるという認識がありました。離脱派は高齢者が多く、今後の経済的影響を懸念した若い世代は反対派に回るという世代間格差も話題になりました。

国民投票で離脱支持が打ち出された後も、なかなか一筋縄では進んでいないようです。今回否決されたのは、円滑なEU離脱に向けた協定案の採決でした。離脱から2020年末までを移行期間とすることや、在英、在EUの双方の市民が引き続き社会保障を受給する権利を認めることなどを定めており、昨年11月に英国・EU双方で合意していました。3月末までに双方議会で批准手続きを終わらせることができなければ、いわゆる「合意なし離脱」となってしまい、その影響は計り知れません。現在はEU域内として人と物の自由な往来がどうなるのか。長い年月と血の抗争を経て沈静化した北アイルランド問題も、地続きのEU加盟国アイルランドと間の「非常措置」を巡り再燃してしまうことも懸念されています。

三者の立場から報道を見るだけでは、あまり現実的な議論になっているとは思えないのですが、経済のみならず民族問題も複雑に絡む難しい議論ということでしょう。